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技術研修会

3/3,4の2日間、「生物多様性を活かした有機稲作技術と生き物調査講習・研修会」が
月形町で開催されました。

これは、NPO法人民間稲作研究所とNPO法人田んぼの共催、
田んぼの生きもの調査プロジェクトの協賛により2月から全国7ヶ所で開催された
研修会シリーズの最後となるもので、この北海道地区での研修会は
私たちが参加している創地農業21が現地主催団体として加わっております。

昨年調査にご協力いただいた農家さん達の他に、新たに取り組んでみたいと
考える農家の方、大学の先生と学生、農協、試験場、NPOなどさまざまな方が
参加されました。

はしべ

1日目は3名からの講義、講演がありました。

民間稲作研究所の稲葉先生からは、有機稲作の基本的な技術を、
新たにできあがったDVD(民間稲作研究所での昨年の1年間の栽培を
追いながら技術の解説をしたもの)により分かりやすく示していただくとともに、
昨年の北海道での調査結果をもとに、北海道における技術のポイントについての
解説をしていただきました。
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特に新たな生産者の方を中心に稲わらの処理の問題など、積極的な質問がありました。

続いて興農ファームの本田さんより、有機農業推進法成立後の現状についてのお話があり、
この法律の成立を機に、北海道の農業構造を変えていくために、
生産者が主体的に行政に対して地域ごとに有機農業の推進の政策提言をしていくこと、
特に北海道では畜産との連携が重要であること(エサの自給の問題を含め)、
などの提言がなされました。
また、有機農業を行うには、観察を積み重ねることにより地域ごとの技術を開発していくことの
重要性が指摘されました。

創地農業21の木村からは、昨年初めて実施した、草地の生きもの調査について、
意義と結果と海外の事例等について報告がなされました。
田んぼの生きもの調査と目指すところは共通であると感じられる内容でした。

夕食後は懇親会が行われました。今回の研修会への参加者は約20名でしたが、
かえって顔の見える、密な話ができたように思います。

2日目はNPO法人田んぼの岩渕先生より、田んぼの生きもの調査についての
研修が行われました。
はじめに昨年、韓国で行われた生きもの調査の様子をまとめたDVDで概要を説明し、
その後実物を見ながら調査手法について説明がありました。
冬でも大量にイトミミズが発見できる田んぼからサンプルを取ってきて実演したのですが、
なぜかイトミミズがまともに見つかりませんでした。夏に田んぼに来い、ということのようです。
その後の講義では昨年の北海道での調査結果のほかに全国での事例を交え、
生きもの調査の意義や理念、生きもののつながりなどを感じさせる内容でした。

北海道での2年目の取組に向けて、期待が高まる研修会になった、かな?