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2007年05月29日

いよいよ田植え

いよいよ明日から田植えです。

今日は最後の苗の調査を行いました。
今日は全品種を調べたのでまる一日かかりました。

育苗2年目の今年は昨年より少しは良い苗になったかと思いますが、
まだまだ課題も多いことを思い知らされました。特に草丈をもう少し伸ばしたかったです。
これを来年に生かせればと思います。

はしべ

2007年05月24日

ユスリカ爆発

5月2回目の生きもの調査です。
今日は、地元の専門学校の実習生、酪農学園大の学生を含め、
総勢20名となりました。
昨日まで回ってサンプリングしてきた道内の農家の土もいっしょに数えます。
070524調査.jpg

はしべ

農家さんの土の中のイトミミズは、3,4,5月と、月を追うごとに順調に増えてきています。
例外は4月に10aあたり5000万匹を超えていた農家さんで、
予想に反して減ってしまいましたが、それでも2660万匹と4農家の中で最高です。
土を採取しているときに、ゆらゆらしているのがたくさん見えていました。

今年は、竹田さんの「ふゆみずたんぼ」と、隣接する同じ竹田さんの
「慣行(といっても減農薬レベル)」水田を比較調査させていただこうということで、
慣行水田の土も採取してきました。
農薬を使っている田んぼの調査をするのは私達にとっても初めてのことなので、
結果が非常に興味深かったのですが、予想以上に驚くべき結果となりました。
「ふゆみずたんぼ」では合計114個体のイトミミズが見つかったのに対し、
「慣行(減農薬)」では全サンプル中たった1匹。
慣行は2日前に田植えが行われていたのに「ふゆみずたんぼ」はこれから、など
いくつかの条件の違いはあるとはいえ、たいへん示唆に富む結果だと思います。
初めて調査に取り組んだ専門学校生たちは「農薬すげー」と感動していました。
写真は慣行でたった1匹見つかったレアなイトミミズです。
070524竹田慣行イトミミズ.jpg

農家さんたちの調査が終わった後は、いよいよ私達の田んぼの調査です。
サンプル採取。
070524調査2.jpg

12日前の調査では、全部で1匹しか見つからなかったユスリカ幼虫が、予想通り、
というか予想以上に、いるわいるわ。立派なさなぎも出現。
070524調査3.jpg

前回と同じサンプル数を調べて451匹見つかりました。たった12日間で爆発的な増加です。
これはある程度予想していたのですが、更に驚いたのは、
発酵肥料の施用区と無施用区で、ユスリカ幼虫の数に10倍以上の差がついていたことです。
そう分かってよく見ると、ミジンコの数にも差があるようです。
昨年はここまで差が出ていなかっただけに、今後にも目が離せません。

次回の調査は6/9(土)に実施予定です。

今日は初めて田んぼの中でオタマジャクシも見つかりました(去年は6月中旬)。
070524オタマジャクシ.jpg

2007年05月12日

生きもの調査

田んぼに今年まともに水が入ってから初めての、生きもの調査です。
これからしばらくは月2回のペースで、生きものの盛衰を調べます。
070512調査.jpg

はしべ

午前中に機器による調査を行いました。
発酵肥料の施用区は無施用区に比べ、水の電気伝導度が2倍以上高くなっていました。
肥料分が水中に溶け出しているのでしょうか。
また土の酸化還元電位は、4月の調査時(+200前後)に比べ、かなり下がってきています。
Aだけがマイナス(還元状態)に転じていました。

午後は土掘り君による、イトミミズとユスリカ幼虫の調査を中心に実施しました。
…なかなか見つかりません。ゼロ報告が続きます。
070512B調査.jpg

12サンプル調べて、最後のサンプルで、ユスリカ幼虫が1匹だけ見つかりました!
070512ユスリカ幼虫.jpg

発見者にちなんで、ワタナベ1号と名づけられました。
ワタナベ1号は調査後に田んぼに返されました。田んぼの土を作ってくれることを期待します。

この後は、30分くらい、自由に生きものを探してみました(冒頭の写真)。
土掘り君調査だけではほとんど何もいないように見えますが、
結構いろいろなものが見つかりました。
周囲(土手など)からはクモやハエ、アブなど、
田んぼの中からはゴマフガムシやヒメゲンゴロウの成虫、ミジンコなど、
池からは大量のユスリカ幼虫やイトトンボのヤゴ、コミズムシの幼虫などが
見つかりました。

次回の調査で田んぼの中にどれくらいユスリカ幼虫が増えているか
(果たしてイトミミズは現れるのか?)、楽しみです。

終了後は参加者でお花見をしました。
ちょっと肌寒い天気でしたが、団子とお茶で盛り上がりました。
「結局花より団子だな」という言葉で締めくくられました。

2007年05月11日

季節外れ

事務所の中で、信じられないことが起こりました。
070511ギンヤンマ.jpg

一瞬、目を疑いました。
ギンヤンマです。なぜこの時期に???

秋にヤゴをつかまえて事務所内の水槽で飼っていたのですが、
その水槽から羽化していました(抜け殻があるので間違いない)。
3月に1匹死んでしまったので、ヤゴはもういないと思っていました。
全く期待していなかったので、びっくりです。

あまりに季節外れです。
どうしたものか…

ちなみに田んぼの隣の池にも昨年秋はたくさんギンヤンマのヤゴがいました。
春に探してみたところでは、死体はいくつか見つかったのですが、
生きているものはまだ見つかっていません。
池もだいぶ凍ってしまったのでみんな死んでしまったのでしょうか。
もし生きていれば、今年は「ギンヤンマ田んぼ」になると期待しているのですが。

はしべ

2007年05月10日

さらに増える

今日の田んぼです。
今週から桜が咲き始めました。水面にも映っていてきれいです。
070510田んぼ桜.jpg

12日には田んぼの生きものが増えているか調べる予定です。
その後は団子でも食べながらお花見をしようかと考えています。

(続きには小さな生きものたちの写真があります。)

はしべ

予行演習で今日は田んぼの中の生きものを少し調べていました。

発見できたのは1匹だけですが、ついに!ユスリカの幼虫が田んぼに現れました。
070510ユスリカ幼虫.jpg

上に見えるもみがら(ぼかしの中身と思われる)と比べるとまだ小さいのが分かるかと思います。
去年はユスリカ幼虫を初めて確認できたのが5/31でした。
今日のように泥をすくって調べたのではなく、目視で確認できるほど大きくなっていましたので、
一概に比較できませんが、やはり生きものの現れ方は今年の方が早いようです。

ミジンコも数も、種類も増えています(5日前はケンミジンコしか確認できなかった。
今日は普通のミジンコの仲間も、カイミジンコも見つかりました)。

そして!田んぼの中からもヤゴが発見されました。
昨年秋にしきりに産卵していた(9月11日の記事など参照)アキアカネの卵が孵ったと思われるヤゴは、
まだ小さいながら、よーく見ると既にかなり田んぼの中にいるようです。
下の写真は、アキアカネと思われるヤゴ(左上)、イトトンボのヤゴ(右上)、
ミジンコ(左中)、ケンミジンコ(右下)が1枚に収まっていて貴重です。
ミジンコと比較すると、まだヤゴがとても小さいことが(1~2mm程度)お分かりいただけるかと思います。
070510ヤゴ他.jpg

ヤゴをたくさん見つける方法は、ひみつです。

昨年9月11日に予言したとおり、今年はアキアカネの羽化が増えそうです。
田んぼの生きものたちもきちんと冬を越してつながっているんですね。
できたばかりの田んぼで前年との連続性がなかった昨年とは、これからどう違ってくるのでしょうか。
12日の調査も楽しみです。

2007年05月05日

生きもの増える

今日は良い天気。
2月から一生懸命作ってきたぼかし(発酵肥料)を4/30についに田んぼに投入しました。
比較のため1区画だけ投入していない(冬の発酵肥料も含め)区があるのですが、
入れた区画と入れていない区画では田んぼの水の色にずいぶん差が出てきました。
070505田んぼ比較.jpg

はしべ
(続きは生きものたちの写真があります)

田んぼの中に、目に見える生きものたちが増えてきました。

コミズムシやマツモムシ、アメンボは既に見つかっていましたが、今日は
ヒメゲンゴロウ(と思われる)の成虫を見つけました。体長は約12mm。
070505ヒメゲンゴロウ成虫.jpg

ゴマフガムシ(と思われる)の成虫はかなりたくさんいます。
ざっと見ただけでも1区画に100匹くらいいるでしょうか。
小さいのでコミズムシと間違えそうですが、泳ぎ方が違います。体長約6mm。
070505ゴマフガムシ成虫.jpg

その他にチビゲンゴロウの仲間?(体長2mm程度)も泳いでいるのを見つけました。
彼らは成虫でどこかで越冬していたのでしょうか。どこから現れてくるのか、不思議ですね。

その他に全区画でケンミジンコが見つかっています。
ユスリカの幼虫はまだ現れていません。

田んぼの隣の池の方には更にいろいろな生きものがいます。
ミジンコはだいぶ卵を抱いて大きくなってきました。
070505池ミジンコ.jpg

この前見かけたエゾアカガエルの卵がかえったと思われる、オタマジャクシも見かけました。

よ~く見ないと見逃しますが、トンボのヤゴも孵化しています。体長は1mmあるかないかです。
イトトンボのヤゴもアカトンボのヤゴもいます。これはイトトンボの仲間のヤゴ。
070505池イトトンボヤゴ.jpg

そして、今年初めて、オツネントンボの成虫を見かけました!
070505池オツネントンボ成虫.jpg

結局成虫はどこで「越年」しているのか分かりませんでしたが。

昨年見かけた生きものたちは皆戻ってきてくれています。
田んぼに水が入るのも、池の状態が安定しているのも、昨年より早いためか、
生きものたちの出現タイミングも昨年より少し早いように思われます。今後も楽しみです。

今日は子供の日のためか、かなり童心に帰って虫を調べてしまいました。

2007年05月02日

苗の様子

昨夜から雨になりました。今日は一日寒いです。
ハウスの開け閉めに気を使わないので、ゆっくり仕事しています。

4月21日に皆さんにまいていただいた、ななつぼしの今日の様子です。
070502ななつぼし.jpg

第2葉が出てきました。
おぼろづきの方は、少し生長が遅いですが、こんな感じで育っています。
070502おぼろづき.jpg

昨日からプール育苗に移行していますが、なかなか水がたまりません。

(続きは田んぼの方の話…)
はしべ

田んぼの方では、晴れた日にはコミズムシなどが見られるようになりました。
周囲の水路にはアメンボも現れました。
ユスリカの幼虫はまだ現れていませんが、時間の問題だと思います。

今日見つけたのはこれ。
070502アシナガグモ.jpg

アシナガグモの仲間でしょうか。
水温、地温を計るために田んぼに立ててある2本の棒の間に網をはっていました。
ユスリカの成虫などをエサにしているのでしょうか。
雨の日の田んぼは静かに見えますが、よく見ると、生きものの息吹が感じられます。

最後に田んぼの生きものをもう1つ。田んぼに着いたとき、畦に見慣れない鳥が2羽いました。
シギの仲間かと思うのですが。詳しい方教えてください(画像が荒くてすみません)。
070502鳥.jpg