ユスリカ爆発
5月2回目の生きもの調査です。
今日は、地元の専門学校の実習生、酪農学園大の学生を含め、
総勢20名となりました。
昨日まで回ってサンプリングしてきた道内の農家の土もいっしょに数えます。

はしべ
農家さんの土の中のイトミミズは、3,4,5月と、月を追うごとに順調に増えてきています。
例外は4月に10aあたり5000万匹を超えていた農家さんで、
予想に反して減ってしまいましたが、それでも2660万匹と4農家の中で最高です。
土を採取しているときに、ゆらゆらしているのがたくさん見えていました。
今年は、竹田さんの「ふゆみずたんぼ」と、隣接する同じ竹田さんの
「慣行(といっても減農薬レベル)」水田を比較調査させていただこうということで、
慣行水田の土も採取してきました。
農薬を使っている田んぼの調査をするのは私達にとっても初めてのことなので、
結果が非常に興味深かったのですが、予想以上に驚くべき結果となりました。
「ふゆみずたんぼ」では合計114個体のイトミミズが見つかったのに対し、
「慣行(減農薬)」では全サンプル中たった1匹。
慣行は2日前に田植えが行われていたのに「ふゆみずたんぼ」はこれから、など
いくつかの条件の違いはあるとはいえ、たいへん示唆に富む結果だと思います。
初めて調査に取り組んだ専門学校生たちは「農薬すげー」と感動していました。
写真は慣行でたった1匹見つかったレアなイトミミズです。

農家さんたちの調査が終わった後は、いよいよ私達の田んぼの調査です。
サンプル採取。

12日前の調査では、全部で1匹しか見つからなかったユスリカ幼虫が、予想通り、
というか予想以上に、いるわいるわ。立派なさなぎも出現。

前回と同じサンプル数を調べて451匹見つかりました。たった12日間で爆発的な増加です。
これはある程度予想していたのですが、更に驚いたのは、
発酵肥料の施用区と無施用区で、ユスリカ幼虫の数に10倍以上の差がついていたことです。
そう分かってよく見ると、ミジンコの数にも差があるようです。
昨年はここまで差が出ていなかっただけに、今後にも目が離せません。
次回の調査は6/9(土)に実施予定です。
今日は初めて田んぼの中でオタマジャクシも見つかりました(去年は6月中旬)。
