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現地研修会1日目

「北海道・いきものを育む有機稲作 2年目の実践と可能性」と題した、
現地研修会の1日目が始まりました。今年もお天気に恵まれました。
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はしべ

今年も、当別町のファームひなたんぼ、竹田さんの圃場にお世話になりました。
説明ののち、グループに分かれて調査を開始。
計測機器を使用した「棲息環境調査」。水質や土質を調べ、田んぼの状態を把握します。
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稲の「生育調査」。草丈、葉齢、茎数、葉色を調べます。
収量との関係で特にポイントとなるのが茎数です。
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そして土を作るといわれるイトミミズとユスリカの幼虫が土中にどれだけいるか調べる
「イトミミズ・ユスリカ幼虫調査」。採取した土は網の中で洗って土を流さないと、
よく見えません。
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以上の3種類の調査を2年目の「ふゆみずたんぼ」と隣接する「慣行(といっても減農薬レベル)」水田で
行い、結果を比較します。

続いて月形町、若槻さんの2年目「ふゆみずたんぼ」へ移動し、同じ調査を行いました
(棲息環境調査のみ事前に実施)。
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調査を終了し、研修会場の宮島沼に今年3月にできた、
水鳥・湿地センターへ移動。
私達は「ふゆみずたんぼ」の先輩、ラムサール条約指定登録湿地である宮城県の蕪栗沼・周辺水田での
「ふゆみずたんぼ」の取組にあこがれて、北海道での「ふゆみずたんぼ」の取組を始めたのですが、
同じラムサール条約指定登録湿地であり、マガンの渡り経路で蕪栗沼ともつながっているこの
宮島沼で今回の研修会を開催できたことをうれしく思います。
水鳥・湿地センターでも「ふゆみずたんぼ」の普及に力を入れています。
9月まで「ふゆみずたんぼ展」を開催しているそうですので是非足を運んでください。
センター入口に展示されている、若槻さんの「ふゆみずたんぼ」の土と苗を分けていただいて作った
「水槽ふゆみずたんぼ」に参加者の足も止まります。「本家の稲より生育が良い」との声も。
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会場では、初日の調査を簡単にまとめました。
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竹田さんの「ふゆみずたんぼ」はイトミミズが順調に増えており、
昨年5月の調査開始以来最高になっておりました。
「慣行」の方は5月に続いて全サンプルから1匹しか見つかりませんでした。
100倍以上の差があります。

とはいえ、今年竹田さんの「ふゆみずたんぼ」では「わき」現象が発生し、新たな課題に直面しております。
特に「わき」が激しかった地点では、イトミミズがあまり見つかりませんでした。
イトミミズがいることでわきが抑えられるのか、わいてしまったからイトミミズがいなくなったのか。
まだ解明されていないことはたくさんあります。
子供たちを呼んで田植えをした場所は、たくさんの足が土に空気を送り込んだためか、
わきが少なく稲の生育も良いようです。
いずれにしても今後の変化に注目です。

若槻さんの田んぼはイトミミズの数がダントツに多い田んぼですが、
今回また記録を更新してしまいました。10aあたり7000万匹を超えております。

宿泊場所に移動しての懇親会では、北海道版「ふゆみずたんぼ」新農法の提案から
お米の値段の話まで、盛り上がっていたようです(筆者は途中でダウン)。