現地研修会2日目
2日目です。

午前の部は、創地農業21ふゆみずたんぼプロジェクトの取組経緯について簡単に説明の後、
主催団体の一つであるNPO法人民間稲作研究所の稲葉光國氏より、
今年度の経過を踏まえて栽培技術のポイントについて講義がありました。
育苗時のポイント、床土をできるだけ自前で作ることの提案、「わき」対策、
水温を田植え前から上昇させるためのひよせや田越し掛け流し潅水の利用、
そして前夜の「議論」から生まれた、融雪水を利用した代かきによる
北海道版「ふゆみずたんぼ」型抑草技術(?)の提案などがありました。
次いでNPO法人田んぼの岩渕成紀氏より、昨年度からの調査結果を踏まえ
北海道において生きものを育む米作りの重要性(鳥にとっての重要性だけでなく、
貴重な淡水魚を育んでいる環境もあること、水温との関係、環境教育としても
価値が高いことなど)が語られました。
昼食後は有機米の流通をテーマとして、流通に携わる参加者の紹介の後、
稲葉氏より有機米の栄養価値、有機米の栽培コストから見た米価、
また国民の平均所得を保証する適正な米価についての提言ののち、
参加者の自由討論に近い形でのディスカッションとなりました。
ぎっしり詰まった2日間でした。
いろいろな意味で、北海道での「ふゆみずたんぼ」型の米作りが成功に向かって
前進していくことを期待したいと思います。
はしべ