子どもたちがやってきました。

はしべ
「えこりん村の子どもたち」という、小学生対象の年間を通した農業、牧場等の
体験型プログラムを今年から実施しています。
田んぼを使ったプログラムは、6月の田植え以来です。
田植えはちょうど運動会と重なり、来られなかった子供もいるので、
初めて田んぼに来た子と、2回以上来ている子が半々くらいでした。
中には田植え、生きもの調査、稲刈り、そして今回と4回以上来ている子も。
今回のテーマは、「お米がごはんになるまで」としました。
6/2にこの子供たちが植えた稲は、今年の好天もあって予想以上に早く生育し、
9/19に稲刈りを迎えました。その後はざかけして乾燥させた、
正真正銘、この子たちが植えてくれた稲(ななつぼし)を使って、
お米づくり、八十八の手間のうちの、いくつかを体感していただこうというプログラムです。
おなじみ、籾の粒数当てクイズ。今回は「1粒の種もみから何粒の籾が実ったか?」
グループごとに予想し、6株(種もみ12粒)分のお米を数えてもらいました。

次に数えてくれた種もみを、ごはんにするところまで手作業でやってもらいました。
まず脱穀(だっこく)。籾を穂から手作業で外します。

籾を外したら次は籾すり。籾から玄米にします。

最後に玄米をついて、精米するのですが、なかなか難しいようです。

とにかく約1時間かけて約50人の手で、ご飯1杯分くらいのお米が用意できました。
さすがにこれだけでは足りないので、「文明の利器」で事前に精米し浸水しておいた
お米に混ぜて炊飯器に入れ、炊いていただきます。
お米が炊けるのを待つ間、昔の人の知恵を体感。
足踏み脱穀機による脱穀体験。手で1粒ずつ外していた籾が、あっという間に
外れていきます。

外した籾は唐箕による選別も体験してもらいました。
そうこうしている間にさっきセットしたご飯が炊けて、いいにおいがしてきました。
炊けたご飯を、自分達でおにぎりにします。
味はごま塩だけで、お米自体の味をみてもらいます。

できたおにぎりです。色の違うお米が少しだけ混じっているのが、
さっきみんなで穂から外して準備したお米です
(精米の度合いが低いので、まだ色がついています)。

炊きたてのご飯で握ったおにぎりは非常においしかったようです。
スタッフからも「ここまでおいしいとは期待していなかった」とお褒めの言葉が
(半分以上プロの炊き方のおかげだと思いますが)。
従業員もまだほとんど食べていない、できたばかりの新米を炊き立てで食べられて、
かなりぜいたくなプログラムだったと思いますよ(自画自賛です)。
お昼が終わったら、ひとしきり遊び時間になりました。
めいめい、田んぼで生きものを探したり、足踏み脱穀機でさらに脱穀したり。

また、田んぼのぬかるみにはまってみたり、
こちらの予想もしないような遊び方を見つけて遊んでいました。
あっという間の4時間でした。