今年も調査をさせていただいた農家の皆さん、先生方、お世話になった皆さんと
一年間の調査データをもとに、今年の総括と来年の取組課題を検討するまとめ会を開催しました。

はしべ
今年は、ふゆみずたんぼプロジェクトの活動に、さまざまな立場から
いろいろな組織の皆さんが関わってくださいました。
その皆さんから簡単に取組の経過について発表をしていただきました。
学生(研究)の立場から、環境教育の視点から、水産資源の増殖の観点から、など。
特に宮島沼では、ラムサール湿地である沼の浄化へのふゆみずたんぼの活用が
始動しそうで今後の動きが注目されます。
続いて、生きもの調査の結果、生育調査の結果、収量調査の結果などについて
弊社プロジェクトメンバーから報告をし、先生方からのコメントや質疑を行いました。
抑草の観点からは、今年は昨年に比べて全体的に進歩が見られたようです。しかし
春先の水温が高かったために2回目代かきまでに草がうまく発芽してくれたからかもしれません。
天候に関わらず来年も再現できるかがポイントとなるでしょう。
生きものでは、イトミミズのピークが昨年の8月から今年は7月に繰り上がったようです
(これも天候や作業、資材の違いなどがあり因果関係は一概には言えませんが)。
また最もイトミミズの多い農家では、1年でトロトロ層が10cmも作られていました。
6月までにある程度の数に増やしてこれれば、抑草に貢献する可能性はあります。
ただし抑草はイトミミズだけで行えるものではありませんし、
気象と作業のタイミングなども含め総合的に考える必要があるでしょう。
栽培面では、今年は初期生育で苦労された農家さんもおり、
できあがったお米の収量構成要素にもそれが現れています。
というところで、恒例の食べ比べを行いました。
今回は農家5軒のお米(竹田さんは毎月比較調査を行ってきたふゆみずたんぼと
減農薬の2枚の田んぼのお米)と私達のお米の合計7種類のお米です。

昨年は明らかに味が劣った私達のお米も、「今年はどれか分からないな~」という
ありがたいお言葉をいただきました。
そして…驚くべき結果が(どう驚くべきだったのかは、こっそり聞いてください)!
その後、懇親会になだれ込みました。
一年間の調査の結果を、しかも6箇所の田んぼの結果を議論するには
半日では時間が足りないという感は否めませんが、来年に向けて一区切りできたでしょうか。