田植え2日目
着々と植え進んでいます。

はしべ
今日はいろいろ比較試験する部分を中心に植えています。
間違いができないのでスタッフのみでやっています。
写真は途中段階ですがこんな感じで小さく区切った区画がだんだん埋まっていきました。

水を落とした田んぼではわずかに水が残っている部分にユスリカの幼虫が
たくさん見られるようになってきました。
« 2008年04月 | メイン | 2008年06月 »
着々と植え進んでいます。

はしべ
今日はいろいろ比較試験する部分を中心に植えています。
間違いができないのでスタッフのみでやっています。
写真は途中段階ですがこんな感じで小さく区切った区画がだんだん埋まっていきました。

水を落とした田んぼではわずかに水が残っている部分にユスリカの幼虫が
たくさん見られるようになってきました。
今日から田植えです。
絶好の(今年一番の?)田植え日和となりました。

はしべ
今日まっさらな田んぼに稲を植える栄誉にあずかったのは、
普段は札幌のびっくりドンキーで働いている従業員の皆さんです。
昨日の話に出た赤毛をはじめ、遺伝資源センターから配賦を受けた4品種を植えていただきました。

さすがに大人の皆さん。さくさくと植わっていきます。
今日は全体の1割程度を植え終わりました。

週末にかけてだんだん田んぼが埋まっていきます。
明日から田植えです。
植える品種の苗の調査と苗取りが始まりました。
はしべ
これまでも何度か書き込んでいる、北海道の稲作の歴史を語る上で外せない、
赤毛の苗です(今日で播種後39日)。

今年は気温がなかなか上がらずやきもきしましたが、
それでも大きなものは草丈16cmくらいまで育ってくれました。
下は昨年の赤毛の苗です(播種後40日目に撮影)。

平均すると草丈も今年の方が高いのですが、大きく違うのは葉の色です。
今年が始まってすぐ冬のうちから苗代に発酵肥料を入れたりして土を作ってきました。
また途中、あまりの低温のせいか、肥料切れのせいか、苗に元気がないように感じたので、
食酢やアミノ酸液肥を葉面散布したり、温度管理に気をつけたり、いろいろ手をかけてきました。
「ようやく愛が通じた気がする」とはあるスタッフの言葉。
「稲は正直だねぇ~」は別のスタッフの言葉。
いよいよハウスを離れ、明日からは田んぼで育つことになります。我が子を送り出す気分です。
しかし今年は気温がなかなか上がりません。6月になってもあまり暑くならないのではないでしょうか。
田んぼに行ってからも過酷な環境が待ち受けています。
そこで今年は田んぼに入る前にもうひと手間かけて、満を持して送り出す予定です。
ここからが本番です。
田植えウィークに突入しました!
今日は最後の代かきでした。いよいよ田んぼも田植えに向けた体制になります。
雨が予想されていたため金曜日に前倒しして代かきを進めており、今日は比較的楽に済みました。
午前中はよい天気でしたが、午後になって予報どおり雷雨となりました。
今年はこの時期になってもユスリカの幼虫があまり増えていません。
いることはいるのですがよく探さないと見つかりません。不思議な状況です。
昨年は代かきの時には爆発的に増えていて水面を赤く染めるほどだったのですが。
低温のため増えていないのか(でも一昨年も低温だったしな~)。よく分かりません。
はしべ
(続きには生きものの写真があります)
心配していた苗ですが、それでも10cmを超えて生長しています。
昨日見ていただいた先生方には3年で上達したと褒められました(お世辞もあると思いますが)。

苗代にアマガエルが住み着いて鳴いていました。
どこからやってきたのでしょうか。そしてここに水があることをどうやって知ったのでしょうか。
皮膚で湿度を感じるのでしょうか。

アメンボが住み着いたり、ミジンコがわいたり、藻類が出たり、
苗代も田んぼっぽくなっています。
先日の収穫量当てクイズを見たある方から、
「(過去の収量が)ものすごく少ない気がする」という鋭い突っ込みのメールをいただきました。
おっしゃるとおり、私たちの田んぼの収量は一般の農家の皆さんから比べると
まだ非常に少ないです。
そんな私たちの田んぼで昨年とれた貴重なお米を、5/19からえこりん村の天満食堂で
新メニュー2品でお召し上がりいただけるようになりました。
・ライスサラダ:お米を使ったサラダです。
・ライスプディング:お米の入ったプディングです。大人の味です。
また、2種類ある黒米うどんには、昨年当別町の竹田さんのふゆみずたんぼで作っていただいた
黒米(きたのむらさき)を使用しています(2007/9/27の稲刈りの記事などご参照ください)。
らくだ軒の黒米のパスタも竹田さんの黒米でお出ししております。
恵庭にお越しの際は、ぜひご賞味ください!
はしべ
今朝の育苗ハウスです。

5月上旬に比べると、だいぶワサッとしてきましたね。
この週末の天気で少し元気になったでしょうか?
でももう少し背丈がほしいところです。
青いシートが掛かっていますが、これは最近農家ではやりの「ふち苗」の生育ムラをなくす
新兵器です。農家さんに分けていただきました。
今日はものすごい暴風雨で、ハウスは閉めたままです
(ちょっと風を入れてあげようかと思って、朝に5分だけ開けました)。
あまり手を掛けなくてよいのですが、それにしてもなかなか暖かさが続きませんね。
はしべ
北海道にふゆみずたんぼ型の米作りを広めたい、という思いで2006年度から始まりました、
北海道ふゆみずたんぼプロジェクトの活動は今年で3年目を迎えました。
今年も農業者と共に、稲作技術と生きもの調査の手法確立をめざす、
調査等の活動を道内4箇所の農家の田んぼで実施してまいります。
活動に参加ご希望の方は、こちらをごらんの上、ご登録ください。
ご登録いただいた方に各回の詳しいご案内を事前にお送りします。
イトミミズだ!

はしべ
…ということで今日は宮島沼たんぼオーナーイベントの1回目です。
はじめにめいめい自由に田んぼを散策ということでしたが、いつの間にか
裸足で田んぼに入ったり。日本人はやっぱり水の入った田んぼに癒されるのでしょうか。

たんぼの中からは、アメンボのほか、ガムシ(成虫)、ゴマフガムシ(成虫)、マツモムシ、
小型のゲンゴロウ(ヒメゲンゴロウ?)(成虫)、小型のゲンゴロウの幼虫、
ジュズカケハゼが見つかりました。
多くは私達の田んぼでも水を張るとすぐにやってくる生きものたちです
(魚を見慣れない私達にとってジュズカケハゼは意外でした)。
前半は生きもの調査のデモンストレーションがあり、泥の中の生きものを調べると、
最初の写真のようにイトミミズ発見!だいたい各バットから見つかりました。
だいぶ増えてきたみたいですね。うらやましい(未だに未発見)。

特に大人は、そのイトミミズの小ささに驚愕していました。
後半は畦塗りなどの作業を行いました。詳しくはこちらで。
子供たちはめいめい生きものをつかまえたり、遊んでいました。
天候にも恵まれ、まったりとした時間の中、オーナーの皆さんたちは
非日常の田んぼの世界を楽しんでいるようでした。
次回はいよいよ田植えです!どんな光景が繰り広げられるのか?
5月に入ってから夜温が低い日が何度かありました。
晩霜による農業被害のニュースもちらほら聞かれます。
育苗ハウスのデータロガーのデータでも最低気温が0℃を割る日が何日かありました。
暑かったり寒かったり、今年の気象はこれまでになく異常です。
この週末から、ようやく気温が上がってきました。
苗は寒さのためか、栄養が不足しているのか、思うように背が伸びてくれませんが、
昨年並みには生育しています。
大きなアクシデントがなければ、自前の苗で田植えを迎えられそうです。
そこで、
今年の恵庭「ふゆみずたんぼ」で秋にどれくらいお米がとれるか、予想してください!
詳細は続きで…
ルールです。
・今年の秋に恵庭「ふゆみずたんぼ」で収穫されるお米の収穫量を当ててください。
・10a(1000m2)あたりの収穫量をkgで予想してください(1kg単位まで)。
・ご応募いただいた皆さんの中から、最も近かった方に今年えこりん村の「ふゆみずたんぼ」で
収穫されるお米を1kg(その収穫量が実際の収穫量に一致した場合はピタリ賞として2kg)プレゼント!
・応募はお1人様1回とさせていただきます。
・①収穫量の予想(10aあたり○kg)、②応募者のお名前、③正解のときにご連絡の取れる連絡先
の3点を明記のうえご応募ください。
・応募締切6/2(月)。
・応募受付:(締め切りました)
・正解発表は収量調査の終わる11月頃を予定しています。
※気象災害等による著しい不作の場合は、賞品を他のものに替えさせていただく場合があります。
※連絡先等の個人情報は、正解者へのご連絡のみに使用します。なお個人情報の取り扱いについては
株式会社アレフホームページのプライバシーポリシーをご覧ください。
以下はきちんと予想したい方向けの各種情報です。
えこりん村「ふゆみずたんぼ」基礎情報:
今年で作付3年目です。
広さ約10a(1000m2)の田んぼを、田んぼの「田」の字の形にほぼ4等分しています。
うち1区画は3年間肥料等を何も施用していません。
残りの3区画は有機発酵肥料、グアノ(有機リン酸肥料)等を施用しています。
これまで2年間の収量は、18年:198kg/10a、19年:194kg/10aでした。
19年は収量が減ったように見えますが、有機物を施用している3区画では収量が伸びています。
有機物を施用していない区の収量が激減したため、合計ではほとんど変わらないという結果になりました
(品種が全く同じではないので、単純比較はできませんが)。
詳しくはこちらをごらんください。
育苗基礎情報:
播種4/18~21(はくちょうもちだけ出芽状況が悪く4/28に追加でまきました)
成苗ポット使用、2粒まき(一部植付本数試験のため、1粒まきと3粒まきがあり)
プール育苗(一部比較試験のため畑苗代)
移植予定5/28~6/1
本田の栽植密度は20.2株/m2(33cm×15cm)を予定しています。
今年で3年目を迎えるえこりん村「ふゆみずたんぼ」の田植えが迫ってまいりました。
昨年まで2年間でのべ1,300名を超える皆様といっしょに活動を行うことができました。
今年は4/19には種まきを、4/25には田んぼへ再水入れを行い、田植えに向けて準備が進んでおります。
手植えによる田植え体験を実施しますので是非ご家族でいらしてください。
日時: 5月31日(土) ①午前(10:30~12:00頃)
②午後(13:30~15:00頃)
6月 1日(日) ③午後(13:30~15:00頃) ※雨天決行
(6/1の午前は「えこりん村の子どもたち」の体験プログラムを実施しています)
場所: 開始時刻までにえこりん村 銀河庭園(恵庭市牧場277-4)に入場のうえ、
たんぼに集合して受付を済ませてください(銀河庭園入口から徒歩約5分)。
料金: 1人300円(小学生以上)
※別途銀河庭園の入場料または年間パスポートが必要です
定員: 各回40名(先着順)
申込: (イベントは終了しました)
詳しいご案内とFAX用申込用紙(当日の服装などの詳細ご案内あり)
天気が良くなったので、急遽代かき後最初の生きもの調査を実施しました。
天気がいいといっても風は強く、外は寒かったです。

はしべ
調査機器による調査から開始。
有機発酵肥料施用区のORP(酸化還元電位)が、いきなり-150を下回り
(かなり還元状態)、一瞬機械が故障したか?と思ったのですが、
確かにどぶくさいにおいがしています。土の色もかなり濃い目の灰色です。

施用した有機物が嫌気状態の中で、軽い「わき」状態になっているようです。
この3年間の中では最も急激な還元の進行を示しています。
田植えまでにおさまってくれれば問題ないのですが。
対照的に、有機物を施用していない区のORPは正の値(酸化状態)でした。
土も灰色になっていません。
次にイトミミズとユスリカ幼虫の調査を実施。
今日はミジンコ類が何匹かヒットしただけで、あとは1匹も見つかりませんでした。
この調査方法は特定の生物に絞った調査方法なので、それ以外の生きものはヒットしにくいです。
そのためこの結果は田んぼの中に何も生きものがいないということを示しているわけではないのですが、
それほど生きものが増えていないことも確かのようです。
例年どおり、ユスリカ幼虫の爆発はこれからに期待です。
来週には肉眼でも確認できるようになるのではないでしょうか。
ユスリカ幼虫が増えれば、土を食べて有機物を分解することで
「わき」もおさまってくる気がします(科学的根拠はなし)。
雨が上がりました。
昨日撮り忘れた写真を撮りにやってきました。
田んぼの色が一部、緑色になってきました(画像を加工したわけではありません)。
ケイソウかランソウか緑藻が増えてきているようです。

4区画のうち肥料を与えた3区画でこんな色の場所が出てきました。
肥料を与えていない残りの1区画は緑色になっていません。
はしべ
さて、昨日書いたユスリカの卵ですが、こんなのや、

こんなのが、田んぼの水のなかに沈んで漂っています。

ひも状(というからせん状)のものも、球形のものもあるのですが、それぞれ種類が違うのでしょうか。
それにしてもあの小さな体で、いつどうやって産むんだろう。
田んぼをしばらく漁っていたら、今までに見たことのない小さな生きものを見つけました。
一つ目。水面を歩いていたケシカタビロアメンボの仲間。

上のゴマフガムシ成虫の大きさ(これも体長1cmにも満たないんですよ)と比べると、
いかに小さいかがお分かりになるとおもいます。
おそらくマダラケシカタビロアメンボではないかと思うのですが。
もう一つは、ケンミジンコの仲間なのですが、触覚が異常に長いです。
また普通のケンミジンコに比べると体もかなり大きいです。

ヒゲナガケンミジンコというようですが、一体どこからやってきたのでしょうか。
こいつがいるせいなのか、普通のミジンコが見当たりません。
いずれも田んぼ3年めにして初めて見つかりましたが、初めて田んぼにやってきたのか、
これまでもいた(たまたま見つからなかった)のかは不明です。
今朝のSTV「ズームイン!SUPER」のサッポロさとらんどからの中継に、
一瞬だけ「北海道の『ふゆみずたんぼ』のお米 若槻さんのななつぼし」の
袋が映りました。お気付きになった方いらっしゃいますか?
雪中イトミミズでおなじみ(?)若槻さんのふゆみずたんぼのななつぼしは、サッポロさとらんどや、
サッポロファクトリーのレンガ館1Fのフレッシュファクトリーでもお買い求めいただけます。
はしべ
今日は1日雨でした。
こんな日は生きものも出歩いていないように見えますが、田んぼの中をよーく見ると、
生きものの息吹が。
ゴマフガムシの成虫、コミズムシ、ボウフラなどが見つかりました。
また大量のユスリカの卵が見つかりました。2週間くらい後にはうじゃうじゃか?
田んぼにカメラを持っていくのを忘れたので、明日撮れたらアップします。
今日の苗。
筆者は2日振りに見にきました。
この2日間の晴天のためか、苗はぐん、と大きくなっていて驚きました。
「ななつぼし」はこちら。天候が回復して暖かくなる頃に、第3葉が出てくるものと思われます。

こちらは「おぼろづき」。同じ日にまいたのに「ななつぼし」よりちょっと後れています。
さっきの「ななつぼし」に比べて第1葉と第2葉の節間が詰まっているのが気になります
(草丈16cmくらいの苗を目指しているのですが、節間が詰まると草丈が短くなってしまう)。
昨年も思ったのですが、初心者には「ななつぼし」の方が作りやすいです。

心配をおかけしている(?)苗代の水抜けですが、この2日間努力したスタッフのおかげで、
だいぶ水が抜けにくくなってきました。
4/19にまいたななつぼしの苗の今日の様子です。
2枚目の葉っぱが出てきています。2枚目の葉が完全に出終わって、
3枚目が出始めようかというところで葉齢を「2」と数えるので、
今は1.5葉齢に差しかかろうか、というところですね。
おぼろづきの方はもうちょっと若いです。

葉齢が4.5~5くらいになるまでここで育ててから田んぼに植える予定です。
品種が多くてそれぞれ生長にばらつきがあるので、ハウスの温度管理も
どれに合わせるのか難しいところです。
ひとつの穴に2粒ずつまいたので、多くの穴からは2本ずつ苗が出ていますね。
たまに1本しか出てこなかったり、まったく芽が出ていないという穴もあります。
はしべ
さて、今朝の育苗ハウスの様子ですが、

4/30から本格的にプール育苗に移行しているはずなのですが…、
水がたまりません!
本当は、これくらい水を張りたいのです。

が、水を止めると、1時間に1cmくらい水が減ってしまいます。
代かきから育苗ポットを並べるまでの前に苗床にひびが入ってしまって、
そこから水が抜けているようです。
そこで水をじゃんじゃん流して、たまったら止めて、を繰り返しています。
せっかく水回しを作ったのに水量が多すぎてもとの水がそれほど温まってくれません
(ないよりはましだけど)。
う~、今年もびしっと決まらなかったな~
プール育苗は水を張っておけば放っておけるので温度管理などあまりシビアに手をかける必要がない、
というのが利点のはずなのですが、水を入れたり止めたり一日中ハウスを見ていなければ
ならなくなってしまったので、あまりその利点が活用できていません。
(ちなみに何も芽が出ていないように見える場所は、空の育苗ポットを置いてある場所です。
また右奥に黒っぽく見える場所は、紫稲という品種を植えている場所です。
いずれも苗の異常ではありません。)