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2008年08月26日

米がなくなる!

今日の稲です(写真は有機肥料施用区のななつぼし)。
少しずつ頭を垂れてきています。
080826Aななつぼし.jpg

しかし、問題が発生。
おびただしい数の鳥が田んぼにやってきています。主にスズメとカワラヒワ。
昨年まではあまり気にしていなかったのですが、今年は田んぼが鳥に認知されたのでしょうか。
今年はたくさんとれそうなので多少は鳥にもくれてやれ、と思っていたのですが、
よりにもよって有機肥料無施用区の稲が大被害を受けています。
080826Dななつぼし.jpg

ただでさえ粒数が少ない穂なのに、あんまりだ…
このままでは収量調査もできなくなってしまします。
対策を講じることにしました。

無施用区の米の方がおいしいのでしょうか。スカスカだから目立つだけでしょうか。

はしべ

2008年08月20日

生育調査

今日の田んぼはこんな感じです。穂がぐん、と出てきています。
080820田んぼ.jpg

今日は定期生育調査の日でした。
有機肥料を入れている区画は、穂の数も多く、しかもびしっと揃っていて
遅れ穂がほとんどありません。
今出ている穂にきちんと実が入れば、とんでもない収穫量(10aあたり10俵超え?)になるかも?
しかし葉色は落ちる気配がありません…

今後の不安は実入りが悪い可能性、病気(窒素が多いのでいもち病など)の可能性、
たくさん取れても味がおいしいかどうか、などまだいろいろあり、収穫が終わって
取れたお米を食べてみるまで予断を許しません。

明日からは農家の調査です。

はしべ

2008年08月19日

最後の

山形の品種「はなの舞」の出穂が始まりました。

080819はなの舞出穂.jpg

これで今年田んぼに植えたすべての品種の穂が出ました。
さて収穫に間に合ってくれるのか?

はしべ

2008年08月18日

おもしろ図鑑 生きものリスト

8/3,7,8,9,10に開催された、「みんなで作ろう、おもしろ図鑑」にご参加ありがとうございました。
8/2は残念ながら雨のため中止とさせていただきましたが、5日間で合計74名の皆さんに
田んぼの生きものを楽しんでいただくことができました。

5日間で59種類の生きものを見つけることができました。
一人一人は好みもあって(カエルにご執心の人とか)、
10~20種類程度見つけるのがやっとだったようですが、
多くの人の目があると全体では多くの生きものを見つけることができます。
見つかった生きもののリストはこちらです。
自由研究の最後の追い込み等にご活用ください。

次は稲刈りです。9月に入ったら日程をお知らせできると思います。

2008年08月04日

ミヤマアカネの逆襲

今日の田んぼです。
080804たんぼ.jpg

奥の有機肥料無施用区と比べると青々としていますが、それでも葉色が落ちてきたような気がします。
ところどころに飛び出して見えるのはヒエです。多少生えています。
収量には問題ない程度の量ですが、来年のことを考えると種をこぼさないようにしなければなりません。
手前では神力の穂が3~4割くらい出てきているようです。

はしべ

神力(100年以上前に作られていた品種です)の穂を近くで見てみましょう。
080804神力.jpg

こんな感じで、芒(ボウ、籾の先についている毛)とその生え際がきれいなピンク色をしています。
もう少したつと枯れてきてわらのような色になってしまいます。
ほかにもこれから各品種のいろいろな色の穂が見られると思いますので
田んぼにいらしたときは生きものだけでなく稲の穂にも注目してみてください。
8月中が見頃です。

ななつぼしもだいぶ穂が出てきました。こちらはこんな感じです。
080804Aななつぼし.jpg

あえて逆光で撮ってみました。
穂が出たばかりなので今のところまだ透けて見えますね。
これからちゃんと中に実が詰まるといいのですが。

穂にはいろいろな虫が寄ってきています。たとえば、
080804セジロウンカ.jpg

セジロウンカです。一応害虫のようですが、他のウンカほど悪さはしない種類のようです。
クモの巣を見るとウンカも引っかかっているので、あまり心配していません
(中央の籾は派手にやられていますが、このウンカたちが食べたわけではないと思います)。

そのクモですが、アシナガグモが急速に増えてきるように感じます。
今日は暑いので、日中はクモも昼寝しているようです。
080804アシナガグモ.jpg

日が傾いてくると結構活発に動き始めました。
これはクモの巣とそこで動いているアシナガグモを撮ったものですが、
080804クモの巣.jpg

逆光だとクモの巣が光って見えますね(今日は逆光を多用)。

さて、先日「割とレア」と書いたばかりのミヤマアカネが
今日は5匹くらいまとめて見つかってしまいました。
これはオス(前)メス(後)のペアです。
080804ミヤマアカネペア.jpg

羽根の縁紋(えんもん)の色がオスは鮮やかなオレンジ、メスはクリーム色をしていますね。
他のトンボはここまで鮮やかではありません。どちらもきれいです。
鮮やかな色をしていて、ちょっと小さいのでかわいらしいです。
またアカネの仲間の中では割とじっとして写真を撮らせてくれます
(先日新潟でもいい写真を撮らせてくれた)。

昨年は田んぼまわりではミヤマアカネをほとんど見つけられませんでした。
今年はどうしちゃったんでしょう?「レア」と書いたから怒っているのか?

2008年08月02日

新潟でも調査

「第3回日韓田んぼの生きもの調査交流会」に参加しました。
旧笹神村は一度見に来たいと思っていた場所でした。
街中を流れる水路の石にもハグロトンボがたくさんとまっているのが見えます。
期待が高まります。わくわく。

総勢100名を超える参加者が5班に分かれ、5枚の田んぼの調査を行いました。
私たちは耕作放棄地の山あいを切り開いて作った有機水田の調査を行いました。
こんなところ。
080802夢の谷.jpg

はしべ

最初は畦の草花調査。
8種類の草を探しました。
これはアゼムシロ。可憐な花ですね。
080802アゼムシロ.jpg

別名ミゾカクシだそうです。畦にむしろになるように(または溝が隠れてしまうくらい)
群生するからその名がついているそうですが、私は初めて見ました。

その後は初級編の生きもの調査を実施。
080802調査.jpg

みんなで横一列になって田んぼを進みながら生きものをつかまえていきます。
トンボではキイトトンボを初めて見ることができました。
その後田んぼや水路をランダムに生きものをさがしてまわり、最後に確認しました。
北海道では見られないカマキリやタイコウチなども見つかりましたが、
参加者の多くはガムシに驚いていました。
筆者は見慣れているので参加者の反応が新鮮でした。
水路からどーんと出てきたのはオニヤンマのヤゴ
(いつのまにか一緒に入れていたハグロトンボのヤゴが1匹減っていた)。
080802オニヤンマヤゴ.jpg

筆者は初めて見たシマアメンボ(水路を泳いでいた)の目にも止まらない動きが面白かったです
(流れのあるきれいな小川にしか住まないとのことです)。
080802シマアメンボ.jpg

この田んぼと周辺からは全部で約60種類の生きものが見つかりました。
通常この手の調査で見つかるのは30種類前後のことが多いです。
この田んぼと周辺環境のたいへんな豊かさを示しています。
また草花調査を指導していただいた嶺田さんの事前調査では畦草が63種見つかり、
うち帰化植物は6種のみ(10%以下)ということでした。

すばらしい環境の田んぼの調査ができてとても満足でした。

写真は田んぼの耕作者の石塚さんが建立した絲蚯蚓(イトミミズ)神社です。
「うちの田んぼにもイトミミズが現れますように」と祈ってきました(切実)。
080802神社.jpg