新潟でも調査
「第3回日韓田んぼの生きもの調査交流会」に参加しました。
旧笹神村は一度見に来たいと思っていた場所でした。
街中を流れる水路の石にもハグロトンボがたくさんとまっているのが見えます。
期待が高まります。わくわく。
総勢100名を超える参加者が5班に分かれ、5枚の田んぼの調査を行いました。
私たちは耕作放棄地の山あいを切り開いて作った有機水田の調査を行いました。
こんなところ。

はしべ
最初は畦の草花調査。
8種類の草を探しました。
これはアゼムシロ。可憐な花ですね。

別名ミゾカクシだそうです。畦にむしろになるように(または溝が隠れてしまうくらい)
群生するからその名がついているそうですが、私は初めて見ました。
その後は初級編の生きもの調査を実施。

みんなで横一列になって田んぼを進みながら生きものをつかまえていきます。
トンボではキイトトンボを初めて見ることができました。
その後田んぼや水路をランダムに生きものをさがしてまわり、最後に確認しました。
北海道では見られないカマキリやタイコウチなども見つかりましたが、
参加者の多くはガムシに驚いていました。
筆者は見慣れているので参加者の反応が新鮮でした。
水路からどーんと出てきたのはオニヤンマのヤゴ
(いつのまにか一緒に入れていたハグロトンボのヤゴが1匹減っていた)。

筆者は初めて見たシマアメンボ(水路を泳いでいた)の目にも止まらない動きが面白かったです
(流れのあるきれいな小川にしか住まないとのことです)。

この田んぼと周辺からは全部で約60種類の生きものが見つかりました。
通常この手の調査で見つかるのは30種類前後のことが多いです。
この田んぼと周辺環境のたいへんな豊かさを示しています。
また草花調査を指導していただいた嶺田さんの事前調査では畦草が63種見つかり、
うち帰化植物は6種のみ(10%以下)ということでした。
すばらしい環境の田んぼの調査ができてとても満足でした。
写真は田んぼの耕作者の石塚さんが建立した絲蚯蚓(イトミミズ)神社です。
「うちの田んぼにもイトミミズが現れますように」と祈ってきました(切実)。
