« 2008年08月 | メイン | 2008年10月 »

2008年09月27日

第5回フィールデイズ

これがうわさのまるい田んぼです。
080927フィールデイズ1.jpg

はしべ

「地球にやさしい、農業スタイル」をテーマに当別町で開催されている
農業祭「フィールデイズinJAPAN」。今年で5回目になります。

今年は時折雨混じりの寒い日でしたが、それでも結構なにぎわいを見せており、
この催しの認知度の高まりを感じさせました。

3回目の出店となる今回は、えこりん村の採れたて野菜やオリジナルの
洋菓子、ジャムなどを引っさげて出店。
080927フィールデイズ2.jpg

今回の目玉商品は新開発のお米のおせんべい。私達の田んぼで昨年収穫された
おぼろづきを100%ぜいたくに使用した、ほんのり塩味の軽いおせんべいです。
左で旗を持っているのはイベント用に新たに開発された「はしべぇ2号」です。

さて今回の新イベントのひとつ、「町長と議長のいなわら編み体験教室」。
当別町の町長と議会議長がじきじきにわらないやわら細工を教えてくれるという
日本の稲作文化を感じさせるイベント。こうしたものを見るのが初めてであろう子供達と
昔腕に覚えがあると思われる年代の方に人気のようでした。
080927フィールデイズ3.jpg

後ろに見えるのが今年会場に作られたまるい田んぼ「フィール田んず」です。
この田んぼの稲刈りも今日行われます。
というわけで来場者に刈ってもらうことに。
主に若い力でみるみるうちに田んぼが裸になっていきます。
080927フィールデイズ4.jpg

難しい稲のしばり方は、酪農大の学生がマスターして、子供達に上手に教えてくれました。
いつもとやっていることが変わらないような気がしますね…。
今日はこの田んぼでもアカオニグモが見つかりました。北海道では普遍的なようです。

別の新イベント「独り占めだい」の勝者と、豪華優勝商品の数々。
080927フィールデイズ5.jpg

そうこうしているうちに、田んぼはこの通り。
干されている稲も「独り占めだい」の勝者の商品といううわさもありますが…
080927フィールデイズ6.jpg

そのほかにも楽しいイベントやカレーなどおいしい食事も目白押しでしたが、
今年はなかなか田んぼを離れることができず、会場のリポートができませんでした。
当日の模様は、近日中にこちらの公式ブログにアップされるはずですのでご覧ください。

2008年09月21日

稲刈り はじまる

3年目の稲刈り、いよいよ始まりました。
暑くなく寒くなく、良い稲刈り日和となりました。
約30名の皆さんがいらっしゃいました。
今年もお米が取れたことに感謝して皆さんと一緒に一礼をします。
080921稲刈り1.jpg

はしべ

今日は、5/31に有機肥料を3年間投入していない区画に植えたななつぼしを刈ります。
さっそく刈り始めます。
080921稲刈り2.jpg

しばり方はやっぱり難しいようです。
080921稲刈り3.jpg

小さな子も戦力になっています。
080921稲刈り4.jpg

これだけ人数がいたので、予定していた部分が本当に「あっ」という間に刈り終わってしまいました。
そこで急きょ、肥料を入れている区画も少し刈ることに。
080921稲刈り5.jpg

参加された方は、肥料を入れていない区画と入れた区画での
一株の大きさや草丈の違いに驚かれたでしょうか(同じように育てた苗を、同じ日に植えたのですが)。
心地よく疲れたあたりで、記念撮影し、終了です。
080921稲刈り6.jpg

これが今日の成果です。
080921稲刈り7.jpg

左側が肥料を入れていない区画全体のななつぼし。
右側が肥料を入れた区画の約1/3のななつぼし。面積は1/3でも量はむしろ多いです。
全体では無施用の区画の何倍取れるんでしょうか。
干す場所が足りるか心配になってきました…

来週末もお待ちしています。

2008年09月18日

トンボ新顔

今日は南幌町に調査に来ています。

はしべ

(続きにはクモやトンボの写真があります)

昨日に引き続き、南幌でもアカオニグモ発見。
080918アカオニグモ♀南幌.jpg

名前の由来が分かるほど赤くなっていますね。
網にはヨコバイ、ウンカ、ユスリカ、アブなどがかかっていました。
最もクモに食べてもらいたいカメムシはかかっていません。
しかしすくい取り調査でもカメムシは見つかっていないのでそもそもあまりいないようです。

今日の大きな収穫は、新たなトンボを発見したことです。
まずルリボシヤンマ。
080918ルリボシヤンマ.jpg

田んぼの横の排水路の水のたまっているマスのところにやってきて、産卵したそうにしていました。
普段私たちの田んぼではオオルリボシヤンマはたくさんいますが、ルリボシヤンマを見たのは初めてです。

それから、全身真っ赤、顔まで真っ赤なトンボが何匹か飛んでいます。
こんな感じ。
080918ナツアカネ顔.jpg

ナツアカネです。これも私たちの田んぼではまだ出会っていません。
正確には顔が赤いことではなく、胸の模様でアキアカネと見分けます。
080918ナツアカネ.jpg

やっぱりナツアカネですね。
北海道ではナツアカネは稀ということで、北海道レッドデータブックでは希少種に指定されているのですが、
数匹飛んでいてそんなに少ない感じはしません。色が鮮やかだから目立つのかもしれませんが。
ここから石狩川を挟んで15kmくらいの場所にある、当別町の農家の田んぼでも
一昨日の調査でナツアカネが見つかりました。
平場に多いのでしょうか。

2008年09月17日

赤鬼さん

昨日から、道内農家の調査に出ております。
今回は、収量を調べるために各圃場3個所、1m2ずつ稲を刈らせていただいております。
080917坪刈り.jpg

そのほかに、害虫や益虫、特にカエルとクモを中心に調べています。
今日は、見慣れないクモが多数出現しました。

はしべ
(続きにはクモの写真がたくさんあります。)

これです。
080917アカオニグモ♀北竜.jpg

かなり大きくてコロンとしています。
大きな網のそばに稲の葉や穂を束にして巣を作って、その中に潜んでいます。
オニグモの仲間でアカオニグモというようです。この写真は北竜町で見つかったものです。
成熟するとお腹がもっと赤くなってくるようです。

午後は月形町に移動しました。こちらでもアカオニグモが何匹も見つかりました。
上の写真はメスですが、月形町では稲株上のすくい取り調査でオスも見つかりました。
080917アカオニグモ♂月形.jpg

オスは成熟してもお腹が赤くなりません。
クモはオスとメスで形も大きさもかなり違うのでまだ見分ける自信が付いていません。

実は恵庭でも、15日に見つかっていました。
080917アカオニグモ♀0915撮影恵庭.jpg

巣の中でイナゴを食べているところです。

アカオニグモは冷涼なところを好むクモで、本州では標高1,000m以上の草原にしかいないそうです。
北海道では普通に田んぼでも見られるようですね。
そういえば昨年の今ごろ当別町の農家の調査で見つかって、珍しい珍しいって言っていたのですが、
今年はあまり珍しくなくなってしまいました。

収量調査のチームではマッシュルームが歩いているようなので「きのこぐも」と呼んでいたようですが、
きのこグモって…原爆じゃないんだから。

2008年09月04日

倒れる…

昨日の雨で、稲が倒れています。
これは北海道の古い品種、赤毛です。
080904赤毛前.jpg

こちらは倒伏性が「甚」の赤室です。
080904赤室前.jpg

この2品種にとっては、今年は肥料が多すぎたかもしれません。
それはさておき、このまま穂が地面についたりすると、発芽してしまったりします。
なんとかしなければ。

はしべ

これは赤毛の茎の節の部分の拡大ですが、
080904赤毛茎.jpg

茎が風などで斜めになってしまった状態から、節の先だけがまっすぐ伸びようとしているので、
節のところで曲がってしまっています。もう根元から穂先までまっすぐにはなりません。
そこで畝の間にひもを張って、支えを作ります。
080904作業中.jpg

これからひもを張ろうとしている左側がいかに倒れているか、分かりますか。

半日がかりで十数列、張り終えました。
赤毛。
080904赤毛後.jpg

赤室。
080904赤室後.jpg

やる前とあまり変わってないようにも見えますが、とにかく、
穂先が地面についてしまうことだけは避けられたかと思います。

窒素が過剰で稲が倒れるのではということも危惧してはいたのですが、
今年は昨年の反省(稲刈り時にぐちゃぐちゃで田植え状態)を踏まえて
落水をちょっと早めに行ったせいもあるのか、根がしっかり張っているせいなのか、
他の品種は今のところ倒れずに育っています。

鳥対策が少しばれてしまったか…

2008年09月02日

恋の季節?

「鳥対策はどのようにしているのですか?」という質問を数人からいただいております。
ぜひ田んぼに見にいらしてください。ということでしばらく内緒です。
少しは効果があるのかな~?

秋は恋の季節なのでしょうか。連結して飛んでいるトンボたちはもちろん、
その他にもいろいろな虫のペアを見かけました。

はしべ

ヒラタアブのペア。上が♂で下が♀だと思います。
080902ヒラタアブペア080901撮影.jpg

キタヒメヒラタアブだと思いますが、自信ありません。
ヒラタアブの仲間は、幼虫はアブラムシを食べてくれますので一応益虫に分類されます。
成虫になると花の蜜を吸うので畦のクローバーなどの花のまわりで見られます。
非常に小さく、ホバリングしながら飛ぶ姿は結構好きです。
こんな形で連結したペアが飛んでいるのを見たのは初めてで、
飛行中の写真を撮れたのも初めてです。

イナゴの仲間。多分イナゴモドキだと思いますが自信ありません。
080902イナゴモドキかペア.jpg

多分上の小さいほうが♂です。
乗っかっているのは赤室という品種の赤米です。
田んぼの中でドミノのように倒れています。
品種特性の一覧では倒伏性が「甚」と書かれています。「甚」って…
今年は生育が良く草丈も長くなったので、確かにはなはだしく倒れています。

最後はカンタン。
カンタンはルルルという非常にきれいな声で鳴くので「鳴く虫の女王」と呼ばれているそうです。
田んぼの中からも鳴き声が聞こえるのですが、この写真は田んぼのまわりで撮りました。
080902カンタンペア.jpg

鳴き声の美しさと比べると、本体はちょっと地味な感じです。
イナゴと逆に、上にいる方が♀のようです。
このペア、最初は♂が♀の後ろから近づいてきていたのですが、
しばらく席を外している間にこんな体勢になっていました。

何でも、♂の胸部、羽根の付け根に誘惑腺があり、そこから誘引物質を出して♀を誘引する、
♀が誘引物質をなめている間に交尾をしてしまうということですが…
虫たちの恋のかけ引きも奥が深いです。

2008年09月01日

稲刈りのご案内

夏も終わり、稲穂も重く頭を垂れてきました。
いよいよ、稲刈りのご案内です。
↓↓↓詳しくは↓↓↓
日時: 
①9月21日(日) 10:30~12:30
②9月27日(土) 10:30~12:30
③9月28日(日) 10:30~12:30
④9月28日(日) 14:00~16:00

場所: 
えこりん村 銀河庭園(恵庭市牧場277-4)からご入場のうえ、
たんぼに集合してください(銀河庭園入口から徒歩約5分)。

料金:
 1人300円(小学生以上)
※別途銀河庭園の入場料または年間パスポートが必要です

定員: 各回30名(先着順)

■お申込み・お問合せ先:
参加希望日時・参加人数(大人・子供・小学生未満)代表者様お名前・連絡先を明記して
FAX又はメール又は電話でお申込みください
(申込受付は終了しました)

●ダウンロード用の要項は↓↓↓
ダウンロードしたファイル

●FAXを使用してお申込みされる方は↓↓↓
ダウンロードしたファイル

Q&A
①稲刈りの服装・持ち物は?
 →長靴、長袖シャツ、帽子、軍手、タオル、(雨具)   
  ※鎌はこちらで用意しています。

②連絡先はなんに使用するの?
 →ご希望頂いた日時が定員の為ご参加いただけない場合や、
  当日、天候不良のため稲刈りを行う事が困難と判断された場合は
  お預かりしたご連絡先に中止の案内を差し上げます。
 ※個人情報の取り扱いについて
  お客様からご提供いただきました個人情報は、上記の場合にのみ利用し、それ以外
  の目的では利用いたしません。なお、個人情報の取り扱いに関しましては、アレフ
  HPプライバシーポリシーをご確認ください。

③病気等で当日急に参加できない場合はどうするの?
 →下記の緊急連絡先までご連絡ください。
   携帯:090-4878-6813(イベント当日のみご利用ください)