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2008年11月21日

ついに

出ました!今年の収穫量!

はしべ

結果はこちら

ということで田んぼ全体では427kg/10a(7俵強)の収穫量となりました。
応募総数42通、予想収量の最大は305kg/10a、最小は186kg/10a、平均212kg/10aでしたので、
予想平均の約2倍。全ての応募者の(そして私たちの)予想をはるかに上回る収穫量となりました。

有機発酵肥料を入れたA区は昨年の3倍の収量となり、
特にななつぼしは12.2俵/10aという収量となりました。
苦節3年…ついにやった感があります。
しかし、詳しく見ると今後の課題が見えてきます。
ななつぼし、おぼろづきのように現在も作られている品種や比較的最近の品種は
軒並み10俵/10a以上の収量をあげているのですが、古い品種は壊滅的でした。
稲は大きく育ち、穂もたくさん出て籾もたくさん付きましたが、
実が入らない籾が非常に多く、結果的に軒並み4俵/10a未満という結果でした。

クイズ第1弾の正解者は、最大の305kg/10aと予想をされた方となりました。
後日直接ご連絡差し上げます。

2008年11月18日

冬支度

気温がぐっと下がってきました。
今週から冬本番の予報です。

今年大活躍したテントをようやくばらしました。
081118たんぼ1.jpg

これで田んぼ周りにはほとんど何もなくなり、安心して冬を迎えられそうです。
081118たんぼ2.jpg

今日は韓国からのお客様が田んぼを視察していかれました。
もうあまり見るものもないのですが、農業技術センターの職員の方は
残っている稲株の茎数を数えたり、植付密度について質問したりと、
プロの視点から田んぼを見ていかれました。

田んぼの視察も今シーズンはこれで最後でしょう。

はしべ

2008年11月17日

収穫量は?

今日の田んぼです。
081117たんぼ.jpg

「ふゆみずたんぼ」にした訳ではありません。
1年目からの傾向なのですが、手前の2枚は水が乾きにくいです。
いちばん手前が3年間有機物を入れてこなかった区画ですが、とにかくここは乾きにくいのに対し、
左奥の有機物を入れて比較している区は、今年は前より乾きやすくなった気がします。
今年は根がたくさん張ったので水の通りが良くなったのでしょうか。

さて収穫後の作業はどうなっているかといいますと、
今年はとにかく収穫量が多く、脱穀するだけでも時間がかかります。
他に収量調査(一穂の籾数を数えたりする)をしているサンプル数も多く、これも時間がかかりました。
脱穀はようやく終了しました。
今日は収量調査用のサンプルの籾すりが終わりました。
このあとふるい選別をして粒大構成を調査し、千粒重と含水率を計ると、収量に関わる調査は終了です。
ようやく、今年のこの田んぼの収量を出すことができます。

収穫量当てクイズの答えは、そういうわけで、あと少しお待ちください。

はしべ

2008年11月10日

お歳暮には新米

ここにも何度も登場している当別町、竹田さんの「ふゆみずたんぼ」のお米が、
コープさっぽろの冬ギフトに登場しました。

ほしのゆめの精米5kgと発芽玄米500gのセットです。

どちらもふゆみずたんぼ3年目、有機認証を取得した圃場のほしのゆめ、新米です。
発芽玄米は白米に少し混ぜて(私は5~10%くらい混ぜている)炊くと、
豊かな香りを楽しむことができます(割合はお好みで)。

ぜひ、お世話になった方へのご贈答用にお買い求めください!!!

コープさっぽろのギフトサイトから冬ギフトを選び、
「ふゆみずたんぼ」でキーワード検索すると一発でたどり着けます。

2008年11月04日

水田決議 採択

ラムサール条約第10回締約国会議(COP10)に日韓政府から共同提案されていた
水田に関する決議案(決議案X.31「湿地システムとしての水田の生物多様性を増進する」)は、
昨日までの本会議での議論と非公式小委員会での協議による2回の修正を経て、
本日11/4の10:00過ぎに、本会議において採択されたそうです。

はしべ

この決議は、ラムサール条約で湿地のカテゴリーの1つに定義されている田んぼが
世界のさまざまな国、地域で食糧としてのお米の生産はもちろん、
さまざまな生物の生産や保全(特に水鳥)にも貢献してきたこと、稲作文化を育んできたこと、
その他にも多面的な機能を持っていることを認め、
締約国に、田んぼの価値をいっそう明らかにするための生きものや文化などの調査を奨励し、
条約湿地登録などを通して価値のある田んぼの保全や認知に配慮することを勧め、
農業関係官庁と環境関係官庁が共同して湿地のワイズユースとしての適切な水田の利用を
奨励し(不適切な自然湿地の改編や化学物質の利用による生物多様性の減少を起こさないように)、
科学技術検討委員会(STRP)に湿地の生物多様性の保全を支持する水田の機能についての
レポートの作成や情報の普及を他の国際機関と共同して行うことを求める内容となっています。

またこの決議中第10段落で、「米作りの期間以外にも田んぼに水を張る方法が
水鳥など生物の保全や、雑草・害虫のコントロールなどのために行われてきた」
というように「ふゆみずたんぼ」などの農法のメリットにも触れられています。

詳細をごらんになりたい方は、ラムサール条約のウェブサイトCOP10のサイト
決議案修正決議案31修正2をご覧ください(すべて英語です)。

何がともあれ、田んぼの生きものと共生する考え方や農法は
これから国際的にもますます重要視されることになるでしょう。
決議採択のあと、会場においてこの決議を後押ししてきた日韓のNGOが
共同で記者会見を行ったそうです。
筆者は前日まで会場で議論をフォローしていましたが、
採択および記者会見の瞬間は日本海上空でした。