米作り始まる

今年の米作り、いよいよ始まりました。
今日は、種もみの選別、消毒を行い、芽を出す準備の作業に入ります。
これが今年使用する主要な種もみです。
070322種もみ.jpg
昨年の「ななつぼし」に加え、期待の新品種「おぼろづき」も作ってみます。
はしべ


はじめに種もみの選別。有機のお米づくりでは健康で丈夫な苗をつくることが重要です。
良い種もみを選ぶことがその第一歩になります。
塩水選(えんすいせん)」という方法を用います。
これは比重の大きい塩水を作り、塩水に浮かぶ(軽い)種もみを取り除き、
沈んだ(中身の詰まった良い)種もみだけを選ぶ作業です。
昨年に引き続き、かなりぜいたくに、比重1.17で選別します。
これが比重1.17の塩水です。かなりしょっぱいです(見ても分かりませんね)。
070322塩水.jpg
塩水に種もみをつけると、下のようになります。
浮かんだ種もみを取り除き、沈んだものを次のステップに進ませます。
070322塩水選.jpg
昨年に引き続き、ご協力いただいている農家の方が使用する種もみを一部分けていただきました。
この種もみはかなり選別されているもののようで、沈む種もみの量が多いです。
ななつぼしに比べておぼろづきは浮かぶものが多いようでした。
昨年田んぼで私達が作ったお米のもみも塩水選をしてみました。
その結果が下の写真です。
070322塩水選自家採種.jpg
さすがに唐箕以外の選別をしていないだけあって、かなりのもみが浮かんでしまい、
残ったのは1/3以下でしょうか。
次に選別した種もみについている(かもしれない)病原菌を殺し健康な苗を作るため、
種もみの消毒をします。
薬を使う方法もありますが、私達は「温湯消毒(おんとうしょうどく)」という方法で行います。
60℃のお湯に7分間種もみをつけ、(種もみがゆで上がらないうちに)病原菌を殺すという方法です。
お湯に種もみをつけています。
070322温湯消毒.jpg
よく農家の方にも温湯消毒のやり方をどうしたら良いか聞かれますが、私達の場合、
作る米の量が大したことないので、この程度の小さな容器と少ないお湯で済みます。
たくさんお米を作る農家の方は、60℃のお湯をたくさん用意するだけでも大変ですよね。
7分たったらお湯から引き上げ、冷水で冷やしてあげます。
その後、すぐに種もみを水にひたし、種もみが持っている発芽抑制物質を流して
芽を出す準備をさせます。この作業を浸種(しんしゅ)といいます。
2週間から20日くらい水にひたし、その後芽出しをして、4月の下旬に苗箱に種をまく予定です。
今年も丈夫な苗ができるといいな。

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