連休中良いお天気が続いています。
おかげさまでえこりん村は大盛況です。
普段は静かなこの田んぼも多くの方に訪れていただいています。ありがとうございます。
まだ田んぼに稲は植わっていませんが、生きものは確実に増えてきています。
今日はよーく見るとこんな生きものがいるよ、というのを紹介してみたいと思います。
はしべ
タンポポが咲きはじめ、ツクシも伸びています。
畦にはひっそりとハコベ(コハコベかも)が咲いています。
茎が紫色をしているので、コハコベかなと思うのですが、がくの大きさが気になります。
春の七草のハコベってこれのことなんですね。
ほんとうに小さい花なので見落とさないように。
田んぼのまわりの桜もほころんできました。
田んぼまわりの水路で見つけたのは、
ケシゲンゴロウです。
ケシゲンゴロウは道内でお世話になっている他の農家の田んぼでは見つからないので、
ここの田んぼの特徴的な生きもののひとつです
(その代わり、といってはなんですがこの田んぼではコガシラミズムシが見つからない)。
2匹でくっついて泳いでいたのですが、引き離してしまいました。
ゲンゴロウの仲間には、「ヒメ」とか「マメ」とか「ケシ」とか「ツブ」とか「チビ」とか、
小さいことを表す名前が種類ごとにいろいろついています。
どれが一番小さいと思いますか?
また田んぼの中にはアマガエルの卵が産み付けられていました。
エゾアカガエルと違って、草やわらなどの先に1つずつ産み付けられています。
また田んぼの中をエゾアカガエルと思われるオタマジャクシが泳いでいました。
水路で産まれたやつが田んぼに水を入れたときに流れ込んできたみたいです。
水路の、卵が産み付けられていたあたりには、結構たくさん泳いでいます。
連休も残すところあと1日ですが、田んぼにいらしたらこんな小さな生きものたちも
探して楽しんでみてください(他にもいろいろいますよ)。