田んぼの小宇宙

おもしろ図鑑の3日目です。
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午後から天気が崩れるという予報でしたが、予想に反して晴れました。
3回約30名の皆さんに図鑑づくりをしていただきました。
はしべ


ギンヤンマは、やはり少年のあこがれの的。
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このギンヤンマは池で産卵中でまったく逃げなかったので、素手で捕まえてきました。
ちょっとかわいそうだったかな。泣く子を黙らすためです(後で池に戻しましたよ)。
今日は、ギンヤンマのヤゴも見つかりました。
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産まれたばかりのヤゴはカラフルです。
写真は拡大していますが、実際は5mmあるかないかです。
意図して捕まえてきたわけではないのですが、偶然見つかりました。
さて、田んぼの水を白いバットにあけてよーく見ると、たまに小さな緑色のものが浮遊しています。
フィールド顕微鏡で拡大して見ると、こんな感じ。
実際には1mmにも満たないものです。でもがんばれば肉眼で見つけられます。
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ボルボックスです。
ボルボックスは、緑藻の仲間で、2本の鞭毛(べんもう)を持つ細胞が球状に集合して
群体をなしている生物です。鞭毛を動かして水中を移動することができるそうです。
面白いのは、その体の中で同じ形をした子供世代が産み出されることです
(写真で球体の中にさらに見える球体がその子供世代です)。
さらに倍率の高い顕微鏡で見るとその構造がよく分かります。
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宇宙の中に銀河があって、銀河の中に恒星系があって、恒星系の中に惑星があって…
そんな関係が、田んぼの水の中の1mmにも満たない世界の中に存在しています。
とても興味深い生きものです。
おもしろ図鑑は、今日で終了しました。
田んぼの生きものとはまた来年、お会いしましょう。
次は稲刈りです。ご案内は9月上旬頃に。

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