外国人に説明

国際協力機構(略称JICA:青年海外協力隊を世界に派遣したりしている組織)の
プログラムで、海外から約2ヶ月間、持続可能な農業の研修に帯広に来ている
4名の研修生(といっても、各国の政府や大学の要職に就いていらっしゃる方々)に対して、
ふゆみずたんぼとは何か、北海道での実践の成果について
2時間の講義を行いました。2時間といっても通訳が入るので、実質1時間くらいですが。
はしべ


インドネシアでは1年に3回お米を作っているそうで、そもそも「冬」とか、
お米が植わっていない期間という概念は理解しがたいようでしたが、
生きものの力を借りて農薬や化学肥料を使用しないお米づくりをすること、
それが生きものを守ることにもつながること、というエッセンスが
応用可能ということは理解していただけたような気がします。
またフィリピンの方には、「本州で作っている品種が北海道で作れない」
ということがはじめは理解できないようでした(フィリピンでは、雨季と乾季に
同じ品種を作る。乾季は栽培期間が長くなるが、お米はとれる。
北海道でも栽培期間が長くなるだけで、本州の品種が作れるのではないか?)
やはり「冬」という概念は南の方の人たちには難しいのかなあ。
積算温度が足りないという話とか、そもそも北海道でお米が作られるようになったのが
ほんの130数年前で、そこから品種改良などの努力が重ねられてきた話をしました。
気候や風土が違っても、その場所の生きものが違っても、生きものを育む、
あるいは生きものの力を借りるお米づくり、という考え方には普遍性があると思います。
ただ、その地域に合ったやり方はそれぞれ違っているはずで、地域に合ったやり方を
見つけるには、地域の気候、風土、生きものの観察は重要でしょう。

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