今年の米作り②赤毛

えこりん村で収穫した稲わらは秋にお正月飾りになってえこりん村内やびっくりドンキーで使用されています。

ところがえこりん村産の稲には致命的な欠陥が・・・それは「固くて短い」のです!

北海道の稲は他の地方の稲に比べて茎の長さが短い稲ができあがります。特にえこりん村では種の数は少なく、1株当たりの面積も広々なので、稲は短くしっかりした丈夫に育ちます。

短い稲は倒れにくく、育てる上では大変良いのですが正月飾りにはちっともむきません。

そこで今年はお正月飾りのための稲を植えることにしました!

品種は「赤毛(あかげ)」です!

稲穂に赤い長い「のぎ(長いとげのようなもの)」がついたとてもきれいな稲です。実はこの稲北海道になじみ深い稲なんです。

赤毛について北海道デジタル図鑑から抜粋                      [1873(明治6)年、島松(現・北広島市)に入植した中山久蔵(なかやま・きゅうぞう)は、幕末から道南で栽培されていた地米「赤毛」と「白髭」を持ち帰り、当時は不可能とされていた道央地方で初めての米づくりに挑戦します。
試作の末、赤毛から寒冷地向きの品種を選び出し、これを「石狩赤毛」と名づけました。中山は毎年種モミを増やし、各地の農家に分布。その成果が実を結び、明治40年代には全道の水田の約8割を赤毛が占め、寒い土地での稲作の基礎ができあがります。その後、赤毛からさらに「坊主」や「黒毛」などの耐寒品種が生まれ、道東や道北でも稲作が可能になりました。]                                  http://www1.hokkaido-jin.jp/zukan/story/02/16.html

赤毛は北海道稲作のお母さん(お父さん?)といったところでしょうか?現在栽培されている品種にもDNAがきちんと受け継がれています。ちなみに中山久蔵さんの記念碑と赤毛が栽培栽培されて田んぼの一部が今でも北広島の島松沢にあります。えこりん村からは車で15分くらいのところなのでぜひ一度見に行ってはいかがでしょうか?ちなみに有名なクラーク博士の「青年よ大志を抱け」と言った場所が同じ島松駅逓所です。                   詳しくは>http://www.aleph-inc.co.jp/fuyumizu/fuyumizu08.html

さて、実は赤毛、栽培はとっても大変です。長くて柔らかいので(しかも穂は重い)のでとっても倒れやすいんです。

        昨年9月の様子 補強の柱を立ててますが穂先が地面につきそうです・・

そこでお正月飾り用には8月中ごろに「青刈り」します。本来お正月飾り用の稲は青刈りするのがよいそうです。このころならまだ倒れないので作業もらくちん♪なはず・・今年は去年よりも立派なお正月かざりが作れるといいな〰

12月にはお正月飾りの講習会も予定しています!

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