今年の米づくり④:消毒

塩水選(えんすいせん)から約2週間、そろそろ次の種の準備です。

今日は種を消毒です。消毒と言っても薬を使うのではなく、お湯を使います。「温湯消毒(おんとうしょうどく)」と呼ばれています。お湯を使うので排水での汚染もなくエコな方法なんですよ。さて詳しい方法です。赤いネットにいれてあるのが種もみ。60度のお湯に7分間つけています。じつは60度という温度はタンパク質が固まり始める温度。種もみの周りの病原菌を付けておくと固まって死んでしまうというわけです。でもお湯がもっと熱かったりつけておく時間が長かったりすると、モミがらに守られるいる種の内部までゆだってしまいます。温度が下がってしまっても消毒効果が低くなるので温度と時間管理は慎重に行います。

消毒が終わった種もみはすぐに水で冷やしてまとめてコンテナへ入れます。このコンテナはそのまま田んぼの隣の池に沈めてしまいます。この時の水温は約6度。池はやっと氷が溶けたばかりです。

これは「浸種(しんしゅ)」という作業でこのまま種は約10日間池に沈めておきます。じつは種もみには「発芽抑制物質」が自然に備わっていて、水につけてこの化学物質を洗い流さないと芽を出すことができません。また、発芽するまでに約120日度(日数×1日の平均気温)必要なのですが、寒さに強い健康な稲を育てるにはある程度低温でゆっくり浸種をしたほうがよいといわれています。

種もみがふっくらと鳩胸状態いなったら発芽準備OKです。

 

 

 

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