月別アーカイブ: 10月 2006

謎の生きもの

たんぼはかなり乾いてきました。
来年に向けて、手直しを始めています。
落水時に水が抜けやすくするように水路に手を入れています。
今日はとなりの池を何気なく見ていたら、池の中でうごめく茎のようなものが。
まるでイネツトムシ(イチモンジセセリの幼虫;イネの葉をつづり合わせて巣を作る
イネの害虫)の巣が水中にあってて動いているかのような物体。
061031不明1.jpg
捕まえてまわりの葉っぱ(わら?)のようなものをはがしてみると、こんな生きものが
出てきました。
061031不明2.jpg
頭の形はイネツトムシにそっくりで、色だけを茶色くしたような頭ですが、
チョウの幼虫が水中にいるとは思えません。
ヘビトンボやカゲロウ、カワゲラの仲間にしては尾の形が違うようだし、
甲虫類なのではないかと思うのですが、何の幼虫なのか全く分かりません。
誰か教えてください。
はしべ

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ごはんに向かって(その4)

新米できました。
(1)籾すり、すべて終了し、玄米ができました。
(2)玄米をグレーダ(ふるい)にかけ、大きい米だけを選別しました。
小さい米は青い米が多かったです。
収量は、約1反の田んぼに対して、玄米で約3俵強。190kgくらいです。
ご飯にすると、2000~2500杯分くらいでしょうか。
…ほぼ8月時点の見込みどおりとなりました。
8月からも稲はがんばってくれましたが、時既に遅く実りには結び付かなかったようです。
今年1年お世話になってきた農家の皆さんの田んぼと比べるとさびしい限りですが、
今年できたばかりの田んぼで少ないながらもお米が収穫できたのは、
稲が本来備えている生命力、田んぼにやってきた生き物たちの力に加え、
これまで田んぼに関わってくださった多くの皆さんの思いが
稲に注がれていたからではないかと感じています。
ありがとうございました。
(3)玄米を白米にするには「精米」という作業があります。
今日は試しに3kgだけ精米しました。
061027新米.jpg
正真正銘、「ふゆみずたんぼ」の新米です。
あの茶色っぽい玄米が白いお米になって出てきたときは感動でした。
味は…?ドキドキです。
はしべ

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ごはんに向かって(その3)

いよいよ明日、もみすりです。
脱穀した籾からもみがらを外し、玄米にする作業をします。
共済組合の設備をお借りすることになりました。

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冬近づく

今週は週明けから朝夕の冷え込みが厳しく、暖房が欲しいくらいです。
今朝ふらっと田んぼに行ってみました。
ごらんのようにうっすらと霜が降りていました。
日が当たっているところは融けてしまったようですが、
日陰にはまだ残っていました。
061025田んぼA霜.jpg
池や水路にはうっすらと氷がはっています(初氷かどうかは分かりません)。
写真は池にはった氷の様子です(分かりますか?)
061025池氷.jpg
氷のはった池の中にもギンヤンマのヤゴは見られました。
まわりの地面には霜柱が立っているところも。
本州では今ごろ稲刈りをするところもあると聞いていますが、
北海道では冬はすぐそこまで来ています。
はしべ

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赤毛脱穀

脱穀の3日目。
赤毛など別品種の稲と、調査用に残してある稲の脱穀を行いました。
脱穀機から取り出すと、毛がたくさんついて出てきました。
明らかに他の品種と様相が違います。
唐箕(とうみ)をかける時も、毛のせいで稔った籾も飛んでいってしまうので、
風量を他の品種より落として選別しました。
選別後の記念撮影です。
061021赤毛籾1.jpg
061021赤毛籾2.jpg
今日で脱穀終わらせたかったのですが、9月の調査で刈ってきた農家の方のサンプルが
残ってしまいました。
はしべ

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トンボ新顔

池で、トンボの新顔を見つけました。
061020キトンボ.jpg
実は、しばらく前から、アキアカネに体色や大きさが似ているけど、
羽に色が付いている不思議なトンボが飛んでいることは分かっていて、
気にはなっていました。
羽の色付き方や胸の体色から、キトンボというトンボのようです
(ウスバキトンボとは別もの)。
061020キトンボ2.jpg
これで、このたんぼと周囲で発見したトンボは、種が確認できたものだけでも14種類になりました。
今日は調査のために別にしてあるもの以外の、脱穀が終了しました。
調査のところは細かく分かれているのと、来年に向けていろいろデータを取りたいので、
時間がかかりそうです。
はしべ

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ごはんに向かって(その2:脱穀)

今日から、脱穀が始まりました。
米を作るには八十八の手間がかかるといわれます。
苗作りから始まり、稲刈りまでにもいろいろな作業がありましたが、
稲刈りが終わればすぐにごはんが食べられるというわけではなく、
ごはんになるまでにもたくさんの手間があるのです。
「脱穀(だっこく)」は「籾(もみ)」を稲穂から外して一粒一粒にする作業のことです。
現在の米づくりでは一般的にはコンバインで稲刈りをするときに脱穀までしてしまいます。
私たちの田んぼでは手で稲刈りをしたので、脱穀は別に行わなければなりません。
脱穀前の稲です。9月26日に刈ったものなのでかなり乾燥しています。
061019脱穀前.jpg
今日の脱穀風景です。左がお借りした小型の脱穀機です。
右側では、脱穀した籾を唐箕(とうみ)にかけて、
風の力で不稔や未熟の籾や茎などを飛ばし、中身の詰まった籾だけを取り出しているところです。
061019脱穀.jpg
唐箕から籾が落ちてきています。右側の口からは、不稔や未熟の軽い籾が落ちています。
061019脱穀2.jpg
そういえば昔実家では、稲刈り後に庭先に唐箕を出して選別をしていたのが
記憶に残っています。
今日は田んぼの約半分の脱穀を終えました。
取れた籾の量は、8月の予測とあまり変わらない数字となりました。
…全部終わってから報告したいと思います。
はしべ

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ごはんに向かって

脱穀機をお借りしてきました。
明日から脱穀です。
いよいよ稲から籾、籾から米、米からごはんへ向かって進みます。
11月になれば、ごはんが食べられると思います。
はしべ

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調査その2

今日は調査の2日目です。農家1軒と自分のたんぼの調査でした。
昨日と同じく土の調査を中心に行いました。
午前中の調査は雨の中となりました。
午後は晴れましたが風があり、日も暮れかかり、かなり寒い中で調査しました。
061017調査.jpg
掘り返して見た1年目のたんぼの土は、長年お米を作っている農家さんの
たんぼの土(ふわっとしている)とは全く違う様相でした。
最後に行った客土の粘性が高く、下の層に水を(空気も?)通しにくいようです。
イトミミズ、ユスリカ幼虫の調査では、8箇所のサンプルから結局1匹も
見つけられず、シーズン当初に戻った感じです。
ついに今年は稲刈りまでイトミミズを見つけることはできませんでした。
来年に期待です。
はしべ

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調査

今日は農家さんの調査です。
調査の日にしては珍しく晴れました。
おかげで、一日3軒の調査を時間どおりに終わらせることができました。
061016調査.jpg
北海道では既に稲刈りは終わっていますが、稲刈り後のたんぼにも
イトミミズは結構いるものです(特に湿っぽいたんぼには10aあたり数千万匹のオーダーで)。
来年の「ふゆみずたんぼ」のスタートに向けて、よいデータが得られるといいと思います。
夜はプロジェクトのメンバーで、たんぼの話から日本文化論まで、
話に花が咲きました。
はしべ

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